2004年 11月 24日
「春にして君を離れ」 by アガサ・クリスティー |
優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる…女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。
ジャンル/人は死なないけどミステリー
舞台/バグダッド~イギリス
イギリス度/高め
感想/
怖いですね・・・・・・・
(以下、ネタバレ)
わたしはオチが怖かった!
ジョーンが「ただいま」と言ってしまうところで、自分の中にデ・ジャ・ヴを感じたのが怖かった・・・。
実際、ある瞬間になにか熱狂的な思いを抱いて、ところが次の朝には「昨日はどうかしてたんだ」となかったことにしてしまう・・・そういう経験って何度もあった気がする。にもかかわらず、その熱狂的な思いがどんなものだったのか今となっては思い出せないのが怖い。どうかしてたんじゃなくて、その瞬間こそが真実だったのだとしたら・・・と思うと。
怖い本です!
ジャンル/人は死なないけどミステリー
舞台/バグダッド~イギリス
イギリス度/高め
感想/
怖いですね・・・・・・・
(以下、ネタバレ)
わたしはオチが怖かった!
ジョーンが「ただいま」と言ってしまうところで、自分の中にデ・ジャ・ヴを感じたのが怖かった・・・。
実際、ある瞬間になにか熱狂的な思いを抱いて、ところが次の朝には「昨日はどうかしてたんだ」となかったことにしてしまう・・・そういう経験って何度もあった気がする。にもかかわらず、その熱狂的な思いがどんなものだったのか今となっては思い出せないのが怖い。どうかしてたんじゃなくて、その瞬間こそが真実だったのだとしたら・・・と思うと。
怖い本です!
by nanako1go
| 2004-11-24 01:33
| イギリス本