2004年 10月 14日
イギリス人の作家 |
J.P.ホーガンの「星を継ぐもの」を読み始めた。
わたしは最近まで、英語圏の映画や本について、それがアメリカものかイギリスものか、はたまたオーストラリアものなのか・・・というような違いを意識したことがなかった。アメリカの犯罪映画もイギリスの歴史小説も、何も考えず、何の区別もせず、漫然と見たり読んだりしていた。ストーリーがおもしろいとか登場人物がかっこいいとか、それ以上のことに何の興味もなかったのである。えっへん。
しかも、心情的にはイギリスよりアメリカを贔屓していた。なんとなく「ヨーロッパは素敵。アメリカってバカっぽい」という一般論が存在するような気がしたので、アメリカに味方してあげたのだ。わたしはいい人なので、よく分からない場合は、とりあえず世間のイメージが悪い方に肩入れする。学生時代もサッカー部の子より野球部の子を応援した。さわやかでかっこよく女子人気の高いサッカー部と、なにやら親父くさくて微妙にカッコ悪い野球部とでは、どっちを贔屓すべきかは明らかであった。
そんなこんななので、この頃「どんな本を読むの?」と聞かれたりすると、「さ、最近はイギリスものとか・・・」と答えるのが恥ずかしくて仕方ない!イギリスもの!?ちょっと素敵な響きだ!おしゃれな感じだ。知的なイメージまである。「へえ~」という目で見られると「ちがうんです!」と弁解したくなる。「ちがうんです、わたし本当はそんな全然あれじゃないんですが、その、ほら溶接とか訛りとかオジサンとか・・・」
・・・。
しかしいくら弁解してみても、まったく読書家ではなかった私が、いまやイギリスものと聞けばそれだけで読んでみようと考えるほどになったのは動かしがたい事実である。(そのきっかけは「ロード・オブ・ザ・リング」なのに、当の「指輪物語」をまだ読み終えていないことも事実である)
シェイクスピアの昔から現代にいたるまでの英国作家の一覧表かなんかが手に入らないかなあ。だって名前を聞いただけはアメリカ人なのか、イギリス人なのかが分からない・・・。いまやそいつぁ最重要項目なのだ。ワシントンでCIAエージェントが活躍しても面白くもクソもないが、同じストーリーがイギリスで展開すれば、それだけで楽しめる自信が・・・でてきた。大変なことです。
こんな状態ですので、おすすめのイギリス人作家がいたらいつでもどこでも何度でも教えてください。よろしくおねがいします。
わたしは最近まで、英語圏の映画や本について、それがアメリカものかイギリスものか、はたまたオーストラリアものなのか・・・というような違いを意識したことがなかった。アメリカの犯罪映画もイギリスの歴史小説も、何も考えず、何の区別もせず、漫然と見たり読んだりしていた。ストーリーがおもしろいとか登場人物がかっこいいとか、それ以上のことに何の興味もなかったのである。えっへん。
しかも、心情的にはイギリスよりアメリカを贔屓していた。なんとなく「ヨーロッパは素敵。アメリカってバカっぽい」という一般論が存在するような気がしたので、アメリカに味方してあげたのだ。わたしはいい人なので、よく分からない場合は、とりあえず世間のイメージが悪い方に肩入れする。学生時代もサッカー部の子より野球部の子を応援した。さわやかでかっこよく女子人気の高いサッカー部と、なにやら親父くさくて微妙にカッコ悪い野球部とでは、どっちを贔屓すべきかは明らかであった。
そんなこんななので、この頃「どんな本を読むの?」と聞かれたりすると、「さ、最近はイギリスものとか・・・」と答えるのが恥ずかしくて仕方ない!イギリスもの!?ちょっと素敵な響きだ!おしゃれな感じだ。知的なイメージまである。「へえ~」という目で見られると「ちがうんです!」と弁解したくなる。「ちがうんです、わたし本当はそんな全然あれじゃないんですが、その、ほら溶接とか訛りとかオジサンとか・・・」
・・・。
しかしいくら弁解してみても、まったく読書家ではなかった私が、いまやイギリスものと聞けばそれだけで読んでみようと考えるほどになったのは動かしがたい事実である。(そのきっかけは「ロード・オブ・ザ・リング」なのに、当の「指輪物語」をまだ読み終えていないことも事実である)
シェイクスピアの昔から現代にいたるまでの英国作家の一覧表かなんかが手に入らないかなあ。だって名前を聞いただけはアメリカ人なのか、イギリス人なのかが分からない・・・。いまやそいつぁ最重要項目なのだ。ワシントンでCIAエージェントが活躍しても面白くもクソもないが、同じストーリーがイギリスで展開すれば、それだけで楽しめる自信が・・・でてきた。大変なことです。
こんな状態ですので、おすすめのイギリス人作家がいたらいつでもどこでも何度でも教えてください。よろしくおねがいします。
by nanako1go
| 2004-10-14 04:32
| イギリス本